【ドローン事例】河川点検・監視の実証について

ドローンのニーズ及び有効活用事例創出を目的として、河川及び付帯設備の点検実証を行いました。
埼玉県毛呂山町様のご協力を得て、町内を流れる越辺川のポイント全長約1Kmを範囲設定に指定して実施を行いました。

今回の実証では、まずは安心安全を担保しつつ流域の生態、河川の地形・設備の情報収集に必要な空路確保について実証を行いました。
今回の実証で、河川の状態を上空から見ることで蛇行点の堤防の状態・色彩による水深確認・植物の倒壊情報・生物の生態を視覚情報として得ることが出来ました。

広域及び生態系確認にドローンによる確認に有効性を見出し、点検業務を明確化することで更に明確な情報収取を行う事を実証致しました。しかし、都市部ではドローンを活用することなく、橋梁等により情報収集を行う事も可能であり、目的を明確にしたドローン利用で安心安全な都市計画を維持することが可能ではないかと実証致しました。

特に、意思を持ったよほどの接近が無ければ生態へ致命的なストレスを与える事が無いのではと判明しつつあります。(ただし、アオサギ等の中型以上の鳥類での様子のみなので、さらなる検証が必要。)
詳細な実証については、各所との調整を整えまして改めて結果をご報告させて頂きます。

今後も、定量的な実証を行って参りますので、知見を含めた様々なご支援を賜れましたら幸いでございます。

本件については、ご遠慮なく弊社までお問い合わせください。