【お知らせ】埼玉県毛呂山町での鳥獣被害対策に関する実態調査について

1,目的
毛呂山町は、野菜を中心に栽培されており、「桂木ゆず」を主力として「イチゴ」「ブルーベリー」の生産も行われています。また、埼玉県中心部よりもアクセスが良く、観光農業も盛んな地域です。しかし、近年、鳥獣による農作物への被害が増加しており、「毛呂山町鳥獣被害防止計画」を策定して対策が行われています。今回の調査では、ドローンとトレイルカメラを使用して、被害を受けている種別や地域を特定し、自治体・猟友会・地域に情報を共有することで、効果的な対策に寄与することを目的としています。

<ドローンによる環境調査空撮>

2,実施内容
本調査では、毛呂山町の中山間地域にトレイルカメラによる定点観測と、周辺をドローンで空撮を行い、発見により鳥獣の種別・出現時間を効率的に正確に把握します。

(1)トレイルカメラによる定点観測
(2)ドローンによる周辺環境の空撮と鳥獣観測

<夜間の赤外線カメラ映像>

行動の予測ができない野生生物との予期せぬ接触を避けることが可能です。

3,実施期間

2023年7月20~2023年10月31日

4,各社の役割

毛呂山町:弊社との協定締結による弊社への協力と地域への説明
アルガリ:機器の活用による調査とデータ化